《1万倍大坪》劣化したオッサン営業パーソン化を回避できる方法

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劣化したオッサン営業パーソン化を回避できる方法

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寿命100年の時代と聞けば、

無条件におめでたいことと思われるかもしれないが、

それはまた晩年の人生の充実感の格差が「極端に拡大」する、

残酷な世界でもあることを忘れてはいけない。

その格差を左右する最初の大きな分かれ道が、

人生の4ステージモデルにおけるセカンドステージの過ごし方だ。

「4ステージモデル」とは、予防医学者の石川善樹氏が提唱しているものだ。

すなわち、人生100年時代に対応したもので、

春にあたるファーストステージの0歳から25歳までは、基礎学力を身に付ける時期。

夏にあたるセカンドステージの25歳から50歳までは、いろんなことにトライして経験を積むとともに自分は何が得意で何が不得意なのかを理解する時期。

そして秋にあたるサードステージの50歳から75歳では、それまで培ってきたものから世の中に対して実りを返していく時期。

そして冬にあたるフォースステージの75歳から100歳で、余生を過ごす。

というモデルなのだ。

これまでの3ステージモデルと比べて、4ステージモデルの特徴は

いわゆる人生のピークがかなり後半側にシフトするという点だ。

これまでいわゆる「働き盛り」と言われてきたのは、

40代の後半から50代の前半の壮年期だった。

しかし、4ステージモデルになると、この時期は人生の晩夏から初秋にかけての時期で、

本当の「実り」はその後になってくることになる。

人生のピークが後半にシフトするという事は、

必然的に仕込みの時間が長くなることを意味する。

従って、ここでしっかりと土壌を耕し種をまけた人と、

そうでなかった人とのあいだで大きな差が開くことになる。

では、実り豊かにサードステージを送るためには何が鍵なのか。

答えは明白だ。

それはセカンドステージの過ごし方ということになる。

若年期=セカンドステージのちょっとした発射角度の違いが、

あなたが数十年後に到達できる「人生の高度」を大きく左右することを意味する。

安心してほしい。

このメルマガの読者の大部分はまだ「セカンドステージ」でしかないわけで、

まだまだ挽回可能なのだ。

(よかったねー)

では、セカンドステージで何をすることで、

実り多いサードステージを迎えることができるのか。

詳しくは次回のメルマガで語ろうと思うが、

ここにヒントだけ残しておこう。

それは「セカンドステージで輝く必要はない」ということ。

むしろ早いタイミングで脚光を浴びすぎると、マイナスになる可能性もあるのだ。

続きは明日。どうぞお楽しみに。

以上、今回の執筆に大いに参考にしたのはこの本。良書だ。

よかったらぜひ読んでみてね↓

山口周著『劣化するオッサン社会の処方箋 なぜ一流は二流に牛耳られるのか』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334043739/keystonef-22/

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