○●○━━━━━━━━━━━━━●○●
保険営業マンの多角化・起業ストーリー(その4)
「ここが凄いよ、保険営業パーソン」
○●○━━━━━━━━━━━━━●○●
(前回からの続き)
前回のメルマガでは、保険営業パーソンで身についた「営業のスキ
もう一つ、ビジネスでとても役に立つスキルがある。
それは、資金調達の能力だ。
当社でやっている保険営業パーソン向けの法人マーケット攻略講座
企業の銀行格付けの点数が上がるアドバイスができる保険営業パー
当然、決算書も読める。
まあウチの講座を受けていなくても、法人専門ならそういう能力を
その能力が、そのまんま資金調達に役に立つ。
実際、ウチが起業支援をした保険営業出身の福祉経営者のほぼ10
皮肉なことに、この能力を駆使しても、保険ビジネスでは資金を調
なぜなら、保険代理店は、政策金融公庫や信用保証協会の「融資対
(銀行のプロパー融資なら理論上は可能だが、まあハードルはとて
その上、国の政策で、福祉での起業には非常に手厚い支援が用意さ
政策を現場で実行するわれわれ事業者がいなくなると国が困るから
具体的には、政策金融公庫などの政府系金融機関を経由して福祉で
例えば、公庫には「ソーシャルビジネス融資」という莫大な融資枠
公庫にとってみたら、枠は使い切らなければならないから、われわ
とはいえ、理屈ではわかっているのだが、自分の最初の調達の時は
公庫の五反田支店に申し込んだのだが、断られたらどうしようとビ
が、そんな心配をよそに、わずか2回の面談で、1,000万円が
その上、条件がめちゃくちゃいい。
(あわわ、本当に簡単なんだ!)
まじに驚いたね。
結局のところ、私は福祉事業の資金調達に一回も失敗していない。
累計で3,000万円の調達に成功している。
で、それに加え、昨今のコロナで、福祉業界には政府からさらに好
例えば、いま、政府系の福祉医療機構の「WAM融資」では、最高
6年目以降の金利でも、わずか「0.4%」。
しかも、5年間は元本返済がない。
ここまで好条件だと、もはや借りない理由がない。
国は福祉行政の要であるわれわれ事業者を、ここまでして守りたい
こんなふうに、国の資金で事業を興すというやり方に慣れると、
自己資金をコツコツためて事業を大きくするのが馬鹿馬鹿しく見え
ビジネスを大きくするのにとんでもなく時間がかかるからだ。
というわけで、今日は、保険セールスパーソンは、資金調達能力が
だから、保険営業出身の福祉経営者の成功確率は高いのだ。
さて、私の起業話に戻ろう。
順調に立ち上がった最初の福祉事業を、しかし私は、起業からわず
なぜか。
詳細は次号で語ることにする。
(次号に続く)