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社会起業は「かっこいいか」
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メルマガの読者の方に「最近、大坪は福祉とか社会貢献とか言い出
一介の保険営業マンが、いったいどういう経緯で、福祉の業界に関
一回ではとてもまとめられないので、4-5回。場合によってはも
こういうことに対する関心は、そもそも、保険業界にいたことで培
まずは、保険会社に転職してすぐのこと。
全外協（当時）が主催する、阪神淡路大震災の仮設住宅を訪問する
ボランティアという活動自体、生まれて初めて。ほんと単なる興味
活動自体は、お年寄りの住宅の清掃とか、ビンゴ大会(笑)とか、
たった1日の体験だったが「不思議と気持ちいい」と印象が残った
私にとって、最も決定的な出会いは、MDRT世界大会に参加した
当時、大会担当理事をしていた私は会員を引率して大会に参加して
日本から500名くらい連れて行ったと思う。
MDRTの世界大会は、とにかく演出がすごい。
最近物議を醸した例のアカデミー賞、あれにも負けていない感じな
そんなメインプラットホームのステージに、ゲストスピーカーとし
彼は、地元のストリートギャング出身の不良少年たちを更生させる
びっくりしたのは、その施設が、地元からとても愛され大事にされ
少年たちは、一流の場で誇りを持ちながら、接客や料理の腕を磨い
（うわーカッコいい！！）
これには痺れたね。
まさに今月立ち上げた施設は、ここがロールモデルだ。
そして最後は、ソニー生命時代だ。
スペシャルオリンピックスの冬季世界大会が2005年に長野で開
ご存知の方も多いと思うが、スペシャルオリンピックスとは、知的
（パラリンピックは原則として身体障害のある人がメインだ）
保険業界でも熱心に支援している人が多い。
その大会ボランティアとして、家族（妻、息子、義母）で参加した
支社からも大勢のマネージャーや同僚たちが参加していた。
彼らと一緒に、スイスチームの食事の配膳などを担当した。
スイスの人はとても大柄。選手たちも例外ではない。
なのに話しかけると顔を真っ赤にして逃げ出すのだ。（か、かわい
これが知的障害の人と近くで接した最初の体験だ。
これらの体験はいずれも保険営業時代のものだ。
素晴らしいことだが、保険業界は伝統的にボランティアに熱心だ。
この業界でなかったこういった経験をすることは決してなかっただ
ただ、その頃は、自分のことで精一杯だった。
だから、社会貢献については、それ以上発展はしなかった。
ましてや自分で何かの事業を起こそうとはこれっぽっちも考えなか
その気持ちが激しく揺さぶられるのはずっと後になってきてからの
そのきっかけは「お金」だった。（続く）
