《1万倍大坪》【重要】嫉妬を回避して毎日幸福に生きていこう

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嫉妬に狂わずに毎日幸福に生きられる方法

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昨日、

競争まみれのこの業界で「毎日、幸福に暮らす極意」は、

「他人と自分を比較しないこと」と述べた。

人間は社会的な動物である以上、他人と比較してしまうのは仕方のないことだ。

問題はその結果、「嫉妬」という感情が生まれてくるのだけど、これが始末に困る。

天才手塚治虫ですら現役の頃、他の漫画家に対する嫉妬に身を焼かれていたのは有名な話だ。

あんな天才ですら嫉妬の感情がある。

ましてや、私たちのような凡才は・・・仕方がないよね。

でも、自分の中に他人と違う軸を作ることで、客観的に見え、嫉妬に捕まりにくくなる。

例えば、私の場合はまず「営業パーソン」という軸があるのだけど

その軸だけでは、私より優れた人、稼ぐ人は世の中にごまんといるので、嫉妬に捕まってしまう(笑)

そこで、「障がい者福祉」という軸を新たに作った。

2015年にひょんなことから、障がい者グループホームの共同経営を始めたのをきっかけに、福祉業界に参入することとなった。

3年前から、グループホームの経営から、障がい者さんの就労支援という分野に重点を移した。

そうこうしているうちにこの分野にのめり込んでいった。

私ももう58歳。

これからの時間、1テーマに10年かかるとして、全力で取り組めるテーマは一つか二つだろう。

保険業界で鍛えられた「人脈構築力」や「プレゼン力」などを使い倒して思う存分、暴れられそうだ。

これを「一生のテーマにしよう」と決めた。

ここで出会ったのが「ソーシャルワークシェアリング(ソシャワ)」という考え方。

「ソーシャルワーク」と「ワークシェアリング(ジョブシェアリング)」を組み合わせた造語だ。

健常者と障がい者の垣根を越え、働く人たち同士で仕事を分け合うことを言う。

ワークシェアリングは、もともと1970~1980年代に、雇用機会の創出を目的として不況下のヨーロッパで始まった施策。

これを、健常者だけではなく、知的障がいや精神障がいを持つ障がい者の雇用にも広げたのが「ソシャワ」だ。

仕事によって得られる幸福感は人生の質、クオリティ・オブ・ライフ(QOL)に直結する。

思い出すのは、私が初めて保険を販売した時のこと。

2週間もゼロ挙績が続いた後に、それも埃っぽい倉庫のような部屋でようやく第一号契約をお預かりできた。

その時の思いは、勝利感というのと違うなあ。あえていうとホッとした感じ?

だけど「自分から身銭を切って保険に入ってくれる人がいる!」という妙な感動はあった。

その時の感動が23年もの間、保険業界で活動をするモチベーションになった。

「仕事によって得られる幸福感」が人生を左右することがあるのだ

そんな感動を多くの障がい者さんに提供するのが、ソシャワの意義だ。

また、これから斜陽化していく日本社会にとって、税金で生活する人を増やすのではなく、働いて税金を納める人を増やすことはとても重要な意味を持つ。

(だから政府が莫大な補助金助成金などで後押しをしてくれている

ソシャワを導入する企業にもこんなメリットがある。

・人材を確保でき人手不足を解消できる

・国からの給付金や助成金という新たな収入の柱ができる

・国の定める障がい者法定雇用率をクリアでき、罰則を回避できる

・社員の深夜労働や休日出勤を削減できる

・業務の属人化による非効率を削減できる

・生産性を向上できる

・上記の好循環をつくることができる

一方、障がい者さんなど働く人にとっては、

・収入がアップする

・一般企業に就職できる可能性が高まる

・これらを通してクオリティ・オブ・ライフ(QOL)が高まる好循環をつくることができる

特に収入面では、一般的に月収2-3円とされる就労施設が多い中、5近くの収入増が見込める。

当然、障がい者さんからの人気が高く、リクルートには苦労しない

熱い話題なのでつい長くなってしまった。

話を元に戻す。

もし私に保険営業しか軸がなかったとしたら、自分より売れている人を見て嫉妬の嵐に狂っていたかもしれない。

でも、今はそういう人を見ても「どうやってこっちの「ソシャワ」世界の仲間に引きこもう!」と考える(笑)

私は、「ソシャワ」の概念や活動を広め、一人でも多くの仲間を増やしたいと考えている。

「ソーシャルグッドな輪」を広げることで、一人でも多くの障がい者の方が仕事を持ち、本人なりの自立を実現することができれば、社会はより良くなるはずだ。

そんな情報を、これからも発信していく。

どうぞよろしくお願いします!

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